日常でのマスクがなくなり、歯をきれいにしたいと思われる方も増えてきているかと思います。
歯がきれいになると、表情も明るくなり、笑顔もより素敵になります。
ホワイトニングといってもいくつか種類があり、どれが一番自分の理想の歯に近づけるか、その方法をお伝えします!
目次
⑴ホワイトニングの注意点!
芸能人のように陶器の様な真っ白な歯にしたい方がもしいたら、それはホワイトニングでは難しいと思った方がいいでしょう。
ホワイトニングは歯の中に染み込んだ色素を分解して、本来の歯の白さを取り戻す方法です。
そのため白くなる限度が決まっています。
陶器のような歯の色にするには、歯を削って、真っ白な歯を被せるという方法になってしまうので注意しましょう。
⑵とにかく歯を白くしたい方
ホワイトニングで最も効果が出やすいのは、デュアルホワイトニングという方法です。
デュアルホワイトニングとは、病院で施術を行うオフィスホワイトニングと、自宅でご自身で行うホームホワイトニングを併用する方法です。
両方行うことで、片方行うよりも効果がよりはっきりと出やすく、持続性が上がります。
オフィスホワイトニングだけでは物足りない方の多くは、ホームホワイトニングも行うことで満足感が得られることがほとんどです。
また、併せて行うとそれぞれ単独で行うよりも費用もお得にできる場合があります。
⑶お家で隙間時間で白くしたい方
ホームホワイトニングはご自宅で約60〜90分ほどホワイトニング剤が入ったマウスピースを装着して行う方法です。
テレビを見たりパソコンをやりながら、ご自身の好きなタイミングでホワイトニングを行うことができるので、病院にはなかなか行くのが大変な方はホームホワイトニングをお勧めします。
ホームホワイトニングにも2種類あり、
①パックから取り出し、歯にはめるだけの簡単なタイプ(オパールエッセンスGo)
すでに薬液が入った既製のマウスピースを、パックから取り出しはめればすぐ出来るもの
外出先でも使いやすい、使い切りタイプ
まずは試してみたいという方にオススメ!
②型取りをし、繰り返し使えるタイプ
歯型をとり、自分に合ったマウスピースを作り、ホワイトニングする時に自分で薬液を入れて使用します
薬液だけ追加で購入すれば繰り返しホワイトニングをすることが出来るので、継続して白さを保ちたい方にオススメ!
⑷自分でやるのは面倒or1回で効果を感じたい方
よく聞くのは自分でやるのは面倒で続かなそう、出来ればやってもらう方が安心など、そういった方にオススメなのは、歯科医院で行うオフィスホワイトニング!
1回に施術時間は約1時間で、歯の表面への薬液の塗布と光照射を数回行い、その日に効果が確認することができます。
当院ではもう少し効果を感じたい方に、1ヶ月以内の再施術では1万円引きとなっています。
⑸ホワイトニングの流れ
①問診
問診表と併せて、お話しながらどういったところが気になるのか、どのくらいの色の改善を求めているかなどを確認することにより、方針や術後の満足感も得られやすくなります。
②きちんとした診査・診断
歯の色の変化にも、原因が様々です。
虫歯によるものや詰め物・被せ物の段差への着色、または歯の形成不全によるものなど、気になっている部分が何が原因かによってその対応策も異なります。
しっかりとお口の中を見て、必要な処置の提案を受けることができます。
虫歯がある場合には先に治療を行っていきます。
③シェードチェック
術前の歯の色を、色見本と併せて写真を撮り、記録しておきます。
術後にも同様の写真を撮ることによって、術前と術後でどのくらい色が変化したのかを大きいモニターで見て確認することができます。
④ホワイトニング
<ホームホワイトニング>
・パックから取り出し、歯にはめるだけの簡単なタイプ(⑶の①参照)
特に虫歯などの問題がなければ、当日にホワイトニング剤をお渡しし、使用方法のご説明をさせていただきます。
約2W後に再度シェード(歯の色)を確認していきます。
・型取りをし、繰り返し使えるタイプ
上下の歯型をとっていきます。
次回完成した専用のマウスピースを合わせ、使い方の説明と薬剤のお渡しを行います。
約2W後に再度シェード(歯の色)を確認していきます。
<オフィスホワイトニング>
・歯茎の保護
薬液の濃度が高いため、歯茎に触れると白っぽく火傷をしたような状態になるため、歯茎に付かないように保護材を塗布します。
・薬液の塗布
高濃度の過酸化水素の薬液を歯の表面に均一に塗布します。
当院では『オパールエッセンスブースト』という過酸化水素35%(混和前)の濃度の物を使用しております。
・光照射
薬液を塗布した状態でホワイトニング専用の光照射器(ブリリカビアンコ)によって光を照射し、しばらく薬液が反応し終わるのを待ちます。
専用の照射器を使用することで、薬液が歯と触れる時間が短くて済むため、術後の知覚過敏の症状を出にくくすることができます。
・薬液の除去
反応を終えた薬液を一度除去します。
⒍3〜5の行程を再度行います。
⑤トリートメントケア
施術後に、研磨目的成分無配合のナノ粒子ハイドロキシアパタイトを主とするペーストにより、歯の表面をよりツルツルに仕上げ、新たな着色がつきづらくします。
💡ハイドロキシアパタイトとは歯の主成分であり、歯の細かい傷を補修してくれるイメージです。
⑥術前術後の比較
施術後のお写真を撮らせていただき、視覚的に色の変化を確認することができます。
⑦術後の注意事項のお伝え
摂取を控えた方がいいものや、完全に後戻りをする前のホワイトニングのご案内など、術後の注意事項を確認することにより白くした歯を長く維持することができます。
⑹まとめ
ご自身に合った方法で、白くきれいな歯になれるようお手伝いしますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。